過去ログ - 少女「治療完了、目を覚ますよ」−オリジナル小説
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844:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/24(水) 20:04:38.54 ID:vFBSZDNN0
凄まじい集中力を要するのか、彼女は汗だくになっていた。

荒く息をつき、口でピンを引き抜き、
ソフィーはそれを男に投げつけた。

そして理緒を突き飛ばして床に伏せる。

爆音が響きわたり、彼女達の背中を吹き上がった炎が撫でる。

「きゃあああ!」

理緒が悲鳴を上げて床を転がる。

ソフィーは、しかし爆炎の中、悠々とこちらに向けて
足を進めてきているスカイフィッシュを見て、
絶望的な顔で震え上がった。

「に……逃げなきゃ……!」

しかし腰が抜けて立てないのか、
ソフィーはへたり込んだまま、ずりずりと後退しただけだった。


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