過去ログ - 少女「治療完了、目を覚ますよ」−オリジナル小説
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902:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/25(木) 17:32:25.33 ID:CgQnpWSV0
「役立たず。一瞬でも期待した私が馬鹿だった」

『……弁解はしない。汀、その人の心を守れ。
そいつらの侵入元が特定できない』

圭介が憔悴しきったかすれた声で言う。

「分かってる」

汀はそう言うと、震えを押し殺して、小銃を一貴と岬に向けた。

「最後の通告よ。ここから出て行って。私、人は殺したくない」

それを聞いて、一貴は一瞬きょとんとした後、
疲れたようにその場に腰を下ろし、胡坐をかいた。

「まぁ、話でもしようよ。ゆっくりとさ。
そんなに震えてちゃ、いくら夢の世界でも、僕らに弾は届かないよ」


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