過去ログ - 少女「治療完了、目を覚ますよ」−オリジナル小説
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910:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/25(木) 17:39:20.90 ID:CgQnpWSV0
圭介がマイクの奥で大声を上げる。

そのヘッドセットを踏み潰し、一貴は震えている理緒の前で、
血まみれの姿でしゃがみこんだ。

「さ、それ渡してくれないかな?」

理緒がブンブンと首を振って、中核を強く胸に抱く。

ため息をついて、困ったように頭を掻き、一貴は手を振った。

パン、と理緒が頬を張られ、単純な暴力に唖然として床を転がる。

彼女が倒れた拍子に手放した中核を、岬が拾って、
そしてニッコリと笑った。

「いっくん、もう帰ろ」

「そうだね」


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