過去ログ - 少女「治療完了、目を覚ますよ」−オリジナル小説
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914:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/25(木) 17:46:05.15 ID:CgQnpWSV0


肩を抱いて震えている理緒に近づき、
圭介は彼女に温かいココアの缶を渡した。

「少しは口に入れたほうがいい」

そう言われて、缶を受け取り、プルトップを開けようとするが、
理緒はそこでそれを取り落とした。

圭介が息をついて缶を拾い上げる。

「すまなかった。
テロリストをこっちで抑えることが出来なかった。大損害だ」

「そんがい……」

理緒はそう言って、隣で鼻にチューブを入れられ、
沢山の点滴台に囲まれている汀を見た。


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