過去ログ - 【咲】ハギヨシ「有給休暇……でございますか」純「ついに10日目かよ」【安価スレ】
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940:NTR >>1 ◆eu7WYD9S2g[saga]
2012/10/22(月) 22:54:12.04 ID:sF2MVhbm0

その後のことはよく覚えていない。
気が付いたら二人の人間が、全身から白と赤、二色の粘っこい液体を垂れ流しながら倒れていた。

私はあっという間に牢屋に入れられて、裁判にかけられることとなった。
父が付けた弁護士はテレビなどでよく聞くお決まりのアレ、心神喪失を主張して私の無罪を訴えた。
が、正直私にはどうでもよかった。
私が法廷で語った事実はただの一つであり、それ以外のことにはまったく関心がなかった。


「わたしがころしたのはふたりではありません。さんにんです。だって」


周囲はみな私を――両親でさえ――狂人を見る目で通観したが、関係がない。
拘束衣を着せられた私が、証言台で言いたかったことは、ただ一つだけだった。






「なかにもうひとり、いましたから」










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