135: ◆PdlzBqh.jg[saga]
2012/10/26(金) 23:24:50.03 ID:UmsbR0S20
 レイプ魔「…なんだてめえら」 
  
 男「そ、その女の子を返せ!」 
  
 レイプ魔2「なに!?僕、この子の彼氏!?ませてんねー!!」 
136: ◆PdlzBqh.jg[saga]
2012/10/26(金) 23:27:33.29 ID:UmsbR0S20
 サラマンダー「さっきからちょびちょびと小賢しいぞ、少し燃えておけ」ボオォォッ 
  
 レイプ魔2「あっちいいいいいいいい!!!」 
  
 鬼「喧しいわ小僧!」ドゴォ 
137: ◆PdlzBqh.jg[saga]
2012/10/26(金) 23:29:20.21 ID:UmsbR0S20
 サキュバス「男…あ、ありがと…」 
  
 男「おう、礼は吸血鬼に言ってくれ。吸血鬼が発見して、使い魔のガーゴイルを出してくれたから来れたんだ」 
  
 吸血鬼「いやいや、そう言うまででもないぞ」 
138: ◆PdlzBqh.jg[saga]
2012/10/26(金) 23:35:27.07 ID:UmsbR0S20
 サキュバス「ごめんね…私のせいで祭り行けなくて」 
  
 男「なにいってんだ、今から行くに決まってるだろ」 
  
 サキュバス「え、だって間に合わないんじゃ―」 
139: ◆PdlzBqh.jg[saga]
2012/10/26(金) 23:39:36.77 ID:UmsbR0S20
 ―祭り会場 
  
 男「屋台の当番ありがとう、鵺」 
  
 鵺「いえ…私みたいなゴミクズがお手伝いできて光栄です…。あぁすいません、私が作った焼きそばなんてゴミ同然ですよね…買い取りますよ…」 
140: ◆PdlzBqh.jg[saga]
2012/10/26(金) 23:44:55.14 ID:UmsbR0S20
 サキュバス「いいの男?」 
  
 男「いいんだいいんだ。俺がいてもいなくても大して変わらねーしな」 
  
 男「それよりサキュバス。もう祭りも終わりが近づいてる。で、サキュバスに見せたいものがあるんだ」 
141: ◆PdlzBqh.jg[saga]
2012/10/26(金) 23:48:17.80 ID:UmsbR0S20
 ――― 
 ―― 
 ― 
  
 男「ここ。神社の裏の山の平原なんだけどさ」 
142: ◆PdlzBqh.jg[saga]
2012/10/26(金) 23:53:16.40 ID:UmsbR0S20
 男「これを見せてやりたかったんだよ。祭り楽しみにしてたっぽかったしな」 
  
 サキュバス「男…ありがとう…」サァァァァ 
  
 男「おう―……って、さ、サキュバス?なんか、消え、消えてってるぞ…?」 
143: ◆PdlzBqh.jg[saga]
2012/10/26(金) 23:56:52.37 ID:UmsbR0S20
 キュバス「っていうかね、反対に私が恋心抱いちゃってたね。えへへ、私ってだめだなぁ」 
  
 男「い、意味がわかんねーよ!なんでウンディーネみたいに消えてってるんだよ!」 
  
 サキュバス「さよなら男。でも、最後に―…」 
144: ◆PdlzBqh.jg[saga]
2012/10/26(金) 23:58:29.30 ID:UmsbR0S20
   
 サキュバスの涙がぽとり、と座っていた僕の膝に落ちた瞬間、サキュバスは消えていった。 
   
145: ◆PdlzBqh.jg[saga]
2012/10/27(土) 00:00:32.15 ID:ofXbQeo50
 ウンディーネに続いて、サキュバスまで消えた。 
 俺には何が起こっているのか、ほんとうにわからない。 
 化物は「任務」というものを持っているのだろうか。 
  
 謎な事だらけだ。 
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