過去ログ - まどか「杏子ちゃん、それはちょっと食べすぎじゃない……?」
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◆GnIWQD74f.
[saga]
2012/10/27(土) 11:38:54.84 ID:Eg9ymG1Go
「……あの時何故かほむらちゃんは夢で片付けようとしていたけれど」
その話をしている時、まどかの目は据わっていたので私は見ていられなくなり、彼女から目を逸らしてしまった。
「……ははーん? なんだい。あんたもまどかの命の恩人なんじゃないのさ!」
佐倉杏子も私をからかう様にそんな事を言ってくる。その時の事を知っている癖に。
「べ、別にあのくらいの事……。私は魔法少女なのだから彼女を助けるのは当たり前の事じゃない」
私が恥ずかしがりながら言い訳をしていると、佐倉杏子も楽しそうに私に嫌味を言ってくる。
「なんだよー? ほむらだってあたしの事、偉そうに言ってた割には素直じゃないじゃんか〜」
「あ、あなたは黙っててちょうだい!」
まどかは恥ずかしがってる私を見て、本当に楽しそうに笑っていた。
「えへへへ! だから今日は、ほむらちゃんに美味しい料理を作ってあげる!」
まどかはこの頃、まどかの父親である知久さんから料理の作り方を教わっているらしく、メキメキと料理の腕をあげていた。
「まどか〜。あたしは〜?」
まどかに対してゴハンをねだる猫のように佐倉杏子は甘えていた。
そんな彼女に対して、まどかは笑顔で答える。
「うん! もちろん杏子ちゃんの分も一緒に作ってあげる!」
「わ〜い!」
(杏子……。いくらなんでもあなた丸くなり過ぎよ……)
すっかりまどかに心を許している佐倉杏子を目の当たりにして、私は頭が痛くなってしまった。
そして、まどかはとても嬉しそうに元気な声で私達二人に言った。
「だって! 二人ともわたしの大切なお友達なんだもん!」
そして、まどかは私達二人の腕を組みながら元気に立ち上がる。
「二人とも! じゃあ、行こう!」
「ええ!」
「おう!」
私達三人は、このまままどかを中心に腕を組合って、三人で楽しく会話を続けながらまどかの家へと向かっていった。
おしまい
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