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763: ◆H7NlgNe7hg[sage saga]
2013/01/02(水) 05:15:39.14 ID:RW142SAoo

一夏「あー……」

岡部「……」

 シャルロットの疑問に対し押し黙る男子2人。
 結果はその反応が示している通りだった。

 1セット目を岡部が奪取してから以降、鈴音の集中力は凄まじいものがあった。
 合計4セット。最初のセットを除き全てが鈴音の勝利で終了している。

 動物的な勘。
 まるで獣のようなソレにより、男子2人は濃霧の向こう側から殴られ続けた。

鈴音「まぁ、そう言うあたしも疲れたって言えば疲れたんだけどね」

シャル「ううん……明日は僕の順番かぁ」

 ティーカップに入れた砂糖をスプーンで溶かしながらシャルロットが呟く。
 箒、セシリア、鈴音と訓練が続き、明日は自分である。

 見事に対戦の連続で一夏と岡部の疲弊は見て取れる状態。
 加えて学園での授業も“全学年個人別トーナメント”間近と言うこともありハードなものに切り替わっている。
 
 そしてシャルロットが終わればラウラ、そして楯無の訓練が待っているだろう。
 この状況は彼女にとってとても難しいものだった。

シャル「ううん……」

 一夏……いや、友達2人のため。
 なにか良い訓練はないものか。出来ることであれば、体力を削り合うようなものを除いて。

 シャルロットの頭はそのことで一杯だった。
 


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