過去ログ - Steins;Stratos -Refine- U
↓
1-
覧
板
20
857
:
◆H7NlgNe7hg
[sage saga]
2013/03/06(水) 02:22:22.20 ID:+PGmaAWdo
……。
…………。
………………。
岡部「いやなに、近頃スランプ気味でな……どう動いたら良いものかと考えすぎて逆に体が動かないのだ」
一夏「あー、あるある。俺も良くそうなるよ……まぁ結局は体が勝手に動いちまうんだけどさ」
ISから逃れることは出来ない。
ならば、自身を取り巻く仲間にだけは迷惑をかけたくない。
IS学園で良い成績を修める必要はなかった。
これ以上は目立たず、突出しない。
授業も、IS訓練も適当に力を抜き流す。
それが岡部の出した結論。
封印を施すのも限度がある。
これ以上“石鍵”を成長させたくは無かった。
時間の中で1人迷子になる感覚。
大切な人を何度も何度も目の前で死なせる光景。
億が一にでも、あの夏の再来を孕む可能性を“石鍵”が持つと言うのであれば、
岡部にとって成績や戦績の低下などなんら躊躇に値する事柄では無かった。
一夏「そうだ! 今日、この後って何か予定あるのか?」
岡部「ラボの連中が観戦しに来ている。終わった後は何かしら騒ごうと企画しているかもしれないな」
一夏「おっ、なら丁度良い! クリスマスパーティーを家で開くから、皆来ないか?」
岡部「……結構な人数だが大丈夫か?」
一夏「何とかなるさ。それに一度らぼめんって人たち全員と話してみたかったしさ」
岡部「……わかった。きっとあいつ等も喜ぶだろう」
一夏「よっし、決まりな? へへっ」
嬉しそうに笑う一夏。
大きいイベント事の後は、織斑家で打ち上げをするのが恒例になっていた。
言わずもがな、本日は聖夜である。
皆の心は浮き足立っていた。
一夏「ようし、優勝して気持ちよく新年を迎えてやるぜ」
岡部「気の早いやつだ……」
くっくっ、と喉を鳴らし笑う岡部。
IS学園のガールズ達と、ラボメン。
果たしてウマが合うか、などと考えていた。
岡部「楽しいクリスマスになりそうだな……」
一夏「おう!」
屈託の無い一夏の笑顔。
それは、これから押し寄せる何かと対を成すかのように眩しいものだった。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
1002Res/724.46 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - Steins;Stratos -Refine- U -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1350591118/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice