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871: ◆H7NlgNe7hg[sage saga]
2013/03/06(水) 02:31:18.91 ID:+PGmaAWdo

 
……。
…………。
………………。


エム「……」

オータム「へへっ“アラクネ”に乗るのも久々だぜ」

スコール「やっと直ったわね。オータム、今後は気をつけて頂戴よ?」

オータム「わっ、わかってる! もうあんなヘマは打たねぇよ……」

 2人のやり取りを見て舌打ちをするエム。
 1人で充分だと言っても上司であるスコールは2人での出撃を命じてきた。

スコール「作戦の概要を説明するわよ」


 ──我々、“SERN 機械化小隊 亡国機業”は本日、IS学園全学年個人別トーナメントを襲撃する。


スコール「標的は“紅椿”または“白式”」

オータム「“石鍵”って新しいISは良いのかよ?」

スコール「あれはまだ泳がせておくそうよ。データをもうちょっと取って貰ってから、頂くわ。
     エムとオータムのツーマンセルで襲撃。
     私はセキュリティの面倒を見るから、現場にはいけないわ」

エム「……」

オータム「久々の出撃だ……あの糞餓鬼ども、ぶっ殺してやらぁ……」

 息巻くオータム。
 “アラクネ”を破壊された思い出が蘇り、額に血管が浮き上がっていた。

エム「邪魔だけはするなよ」

オータム「あんだとぉ!?」

 元々がソリの合わない2人である。
 お互いがお互いの能力を過小評価し、邪魔だと言う認識すら持っていた。

スコール「およしなさい。チームワークが必要だとは言わないけれど、足の引っ張り合いをしていたら成功する作戦も失敗するわ。
     オータム? お願いね」

オータム「けどよぉ、スコール!」

スコール「オータム」

オータム「……ッチ。わかったよ」

スコール「良い子ね」

 オータムはスコールに逆らえない。
 恋人同士だと言うこともあるが、スコールには逆らえない絶対的な何かと、それに見合った実力を持ち合わせていた。
 


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