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874: ◆H7NlgNe7hg[sage saga]
2013/03/06(水) 02:32:41.54 ID:+PGmaAWdo

司会者「おおっと!? 停電……でしょうか!? ちょっと、スタッフ! スタッフ!?」

  
 ──ドンッ!!!


箒『──なっ!』

岡部『──っっ!』

 蒼白い閃光がドーム頂上から柱のように地上へと突き刺さった。
 エネルギー状の柱。

 岡部はそのエネルギーの色、威力、形状に見覚えがあった。

岡部『こ──れは……』

 ドーム天井にぽっかりと穿たれた穴。
 強襲者はその穴からドーム内へと侵入してきた。

 “ブルー・ティアーズ”より、なお蒼く。
 目の覚めるような蒼の機体。

 “サイレント・ゼフィルス”だった。

岡部『きさ……ま、は……』

 “サイレント・ゼフィルス”に続くようにもう1機のISが姿を現す。
 黄色に黒のストライプ。

 目にするも毒々しいカラーリングがなされたアメリカの第2世代型他脚IS“アラクネ”。
 2機のISがドーム内へと悪意を持って侵入してきた。

 



千冬「一体どうなっている!?」

 千冬の怒声が響く。
 現場はパニックになっていた。

 ドーム及び、客席には強力なシールド・バリアが展開されている。
 その為に選手の攻撃が客席に届くことは無いし、外部からの侵入も不可能となっていた。

真耶「ダメです! セキリュティがハッキング……シールドバリアの権限が強奪されています!!」

千冬「“亡国機業”……ッッ」

 鬼の様な形相を作り、画面を睨む千冬。
 侵入してきた2機のISがリンク上空に浮かんでいた。

千冬「直ちに観客の避難を。それから迎撃部隊を現場へ、私が直接指揮をとる!」

真耶「……迎撃部隊出れません!! シールドバリアが内側へ……ピットや個室に作用されています!!」

千冬「な──に……」

スタッフ「うわぁっ!」

 直ぐにリンクへ向かおうとしたスタッフが声をあげる。
 ドアに触れようにも触れられない。

 見えざるエネルギーの壁が行き道を塞いでいた。

真耶「閉じ込め……られました……」

千冬「……客席に居る全スタッフへ通達! 観客の避難を最優先。急げ!!」
 


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