過去ログ - Steins;Stratos -Refine- U
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◆H7NlgNe7hg
[sage saga]
2013/03/06(水) 02:34:57.65 ID:+PGmaAWdo
エム『……』
オータム『貰ったぁぁあ!!』
倒れこんだ“白式”。
オータムはソレに跨るようにして、飛び乗った。
オータム『今度こそ喰らいやがれよぉ!!』
八門+二丁のマシンガン。
その一斉射撃が零距離の元、“白式”に降り注ぐ。
岡部『──ッッ! 邪魔だああ!!』
尚も降り注ぐエネルギーの暴風雨。
それを全身に浴びながらも、岡部は一夏の元へと体を動かした。
が、岡部より先に一夏へ飛び込む影があった。
“サイレント・ゼフィルス”である。
“サイレント・ゼフィルス”はビットでの射撃を“石鍵”に命じたまま“白式”へ“瞬時加速”を行った。
エム『どけ、オータム』
オータム『んだぁ?』
──ガンッ!!
またもや、蹴り飛ばされ吹き飛ぶオータム。
今度はエムに蹴られ彼方へと転がっていく。
エム『良い様だな。織斑 一夏』
一夏『……くっ』
“シールド・バリア”は削られ“絶対防御”が作動し続けていた。
その為、既にエネルギーは枯渇寸前である。
未だISを展開していられることが、奇跡であった。
オータム『てめぇエ……あぁん?』
紅莉栖「っひ……」
箒『一夏ぁぁぁ!!』
必死に“絢爛舞踏”を発動させようと、集中していた箒。
前方では一夏の顔面に銃口を突きつける“サイレント・ゼフィルス”の姿。
箒『くそっ! 集中だ、なぜ集中できないっ!!』
ギシギシと鳴る歯の根。
その凄惨な光景を目にして、十代の女子が精神を集中するなど出来るはずが無かった。
岡部『ぐぉぉぉぉ……』
ビットでの射撃を全身に浴びながら、突き進む岡部。
しかし“瞬時加速”で離された距離は絶望的な間を生む。
エム『お前が死んだら“姉さん”はどんな顔をするかな』
一夏『うっ……』
一夏の意識は既に途切れかかっていた。
“零落白夜”の使用。二度に渡る“瞬時加速”の使用。
オータムによる全砲門射撃。
もし、“スター・ブレイカー”の直撃を受けたのであれば──。
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