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878: ◆H7NlgNe7hg[sage saga]
2013/03/06(水) 02:34:57.65 ID:+PGmaAWdo

エム『……』

オータム『貰ったぁぁあ!!』

 倒れこんだ“白式”。
 オータムはソレに跨るようにして、飛び乗った。

オータム『今度こそ喰らいやがれよぉ!!』

 八門+二丁のマシンガン。
 その一斉射撃が零距離の元、“白式”に降り注ぐ。

岡部『──ッッ! 邪魔だああ!!』

 尚も降り注ぐエネルギーの暴風雨。
 それを全身に浴びながらも、岡部は一夏の元へと体を動かした。

 が、岡部より先に一夏へ飛び込む影があった。
 “サイレント・ゼフィルス”である。

 “サイレント・ゼフィルス”はビットでの射撃を“石鍵”に命じたまま“白式”へ“瞬時加速”を行った。

エム『どけ、オータム』

オータム『んだぁ?』

 ──ガンッ!!

 またもや、蹴り飛ばされ吹き飛ぶオータム。
 今度はエムに蹴られ彼方へと転がっていく。

エム『良い様だな。織斑 一夏』

一夏『……くっ』

 “シールド・バリア”は削られ“絶対防御”が作動し続けていた。
 その為、既にエネルギーは枯渇寸前である。

 未だISを展開していられることが、奇跡であった。 


オータム『てめぇエ……あぁん?』

紅莉栖「っひ……」


箒『一夏ぁぁぁ!!』

 必死に“絢爛舞踏”を発動させようと、集中していた箒。
 前方では一夏の顔面に銃口を突きつける“サイレント・ゼフィルス”の姿。

箒『くそっ! 集中だ、なぜ集中できないっ!!』

 ギシギシと鳴る歯の根。
 その凄惨な光景を目にして、十代の女子が精神を集中するなど出来るはずが無かった。

岡部『ぐぉぉぉぉ……』

 ビットでの射撃を全身に浴びながら、突き進む岡部。
 しかし“瞬時加速”で離された距離は絶望的な間を生む。

エム『お前が死んだら“姉さん”はどんな顔をするかな』

一夏『うっ……』

 一夏の意識は既に途切れかかっていた。
 “零落白夜”の使用。二度に渡る“瞬時加速”の使用。

 オータムによる全砲門射撃。
 もし、“スター・ブレイカー”の直撃を受けたのであれば──。
 


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