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940: ◆H7NlgNe7hg[sage saga]
2013/03/09(土) 13:56:26.38 ID:oqiTbErRo

千冬「武装の説明をする──」


 まず1つ目。

 背部に搭載された大型の翼状スラスター6基。

 爆発的な推進力を産んでいる。

 MAX時の出力は未だ解析が出来ていないが最低でも“瞬時加速”。恐らく“二段階瞬時加速”まで出来ると思って良い。

 そして、このスラスターにはもう一点、注意しなければならない点がある。


 千冬がタッチパネルの要領で画面に触れ、スラスターをズームアップする。
 全てのモニターがスラスターの上部を映し出した。


 砲口が付いている。

 そう。このスラスターは推進力だけではなく、砲台としても機能している。

 その性能だが……映像を流す。見てくれ。


 画面の“石鍵”が動き出す。
 周囲には防御陣形を敷いていた“ダリル・ケイシー”と“フォルテ・サファイア”が居た。

 絶対防御と唄われたコンビネーション。“イージス”を展開している。
 攻撃を完璧に捌き無効化すると言われた2人の陣形だった。

 “石鍵”のスラスターから放たれる6本の光線。
 その全てが、ダリルとフォルテの元へと目掛けて放たれた。

 凄まじい速度のそれを、難無く避ける2人。
 防御ではなく回避を選択した。


千冬「ここだ。良く見てくれ」


 後方に飛んでいく6本の光線。
 それが12本に分裂し、向きを変え後方からダリルとフォルテの元へと再び進路を取った。

楯無「“BT偏光制御射撃”-フレキシブル-」

 思わず、楯無が声を漏らす。
 千冬が相槌を打つように続けた。

千冬「それだけじゃない。見てわかる通り、倍に分散している。そしてそれぞれが指向性を持って目標を狙っている」

 画面では驚き戸惑っているダリルとフォルテが映っていた。
 分散された12の光線をギリギリのところで回避している。
 


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