過去ログ - P「学生生活でもするか!(2学期)」
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10: ◆72cuWZiGoBc/[sage]
2012/10/22(月) 11:56:04.02 ID:XyER+XZAO
 放課後。

 やっぱり俺を残して先に部室へ向かってしまった真たち。

P「どうすれば機嫌なおしてもらえるかな」

 怒っていると言うよりは、拗ねているような雰囲気だけど果たして。

 ──そして、部室に着いた

P「音楽は……聞こえないな」

 耳を澄ませるが、部室からは話し声すら聞こえてはこない。
 誰もいないのか?

 ノックをして反応を窺って、それでも無音のままなのでついにドアに手をかける。
 ドアは苦もなく開いた。

P「鍵が開いてるってことはもう来て…うわ暗っ」

 土曜日は真に鍵を預けて帰ったので、真たちが来ていなければ鍵は開いていない。
 ドアを開いた先は、カーテンが締め切られ僅かな光しか入ってこられなくなっている部室。

P「なんで締め切って……あれ、もしかして誰か居──」

 部室の中央まで入って、
 背後に気配が感じたから振り返ろうとした瞬間、ずっぽりと頭に何かを被せられた。
 感触的に、ナップサックのような布袋のようだけれど。

P「ふがふががが」

 喋れない。

『──いまだっ、コレで縛っちゃえ!』

『し、失礼します…!』

『このイスに座らせよ!』

『…ちょっとやりすぎじゃないかしら…?』

P「ふがぅ?」

 袋の外から声がする。
 いや、部室にいるんだから大体予想はつくけど。

『ふぅ……それじゃあいいよ、袋外して』

『う、うん』

 真らしき声の誰かの指示により、雪歩らしき声の誰かが拘束された俺の頭から布袋を剥がす。ちなみに今はイスに座らされて両手足をくくりつけられてる状態です。

P「………」

 相変わらずカーテンは締め切られたままだが電灯が点けられていて室内は明るい。

 部室の中央にてアンニュイな表情の俺の前に、
 憤然と腕を組んでいる真、春香、それに申し訳なさそうな表情をした千早と雪歩が立っていた。

真「プロデューサー、アイドル裁判へようこそ」

 ……帰りたい。




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