過去ログ - P「学生生活でもするか!(2学期)」
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21: ◆72cuWZiGoBc/[sage]
2012/10/24(水) 07:57:04.28 ID:hEEg3kvAO
 拘束を解かれ、締め跡を確認しながらホッと一息。

P「この前、美希と響が『961女学院』に通ってるって言ったじゃないか」

真「うん。ボクは前から知ってるけど」

千早「…そう言えば」

雪歩「あ…あの、美希さんと響さんて何方ですか…?」

春香「あ、雪歩はあの時居なかったから知らないんだっけ」

雪歩「すみません…」

P「えぇと、美希っていうのは俺のお隣さんで同い年の子で、響っていうのは一緒に暮らしてる“いもうと”のこと」

雪歩「妹さんが…なんか納得ですぅ」

 まえに話だけは出したことあるんだけどね。
 ところで何故納得?

P「それで2人とも961に通ってるんだけど、その生徒会長さん…四条貴音っていう人とは友達なんだ」

真「へぇ……すごいね!」

千早「でも、それと今朝のことは関係が無いような……」

 うぐ。
 やっぱり“友達の友達”は通じないか。

P「………」

 話すしかないのかな。
 ただでさえ信頼が大事な関係性なんだから、嘘や誤魔化しで凌いでもいつかボロが出たときが怖い。

真「ボクてっきり、プロデューサーにお嬢様な彼女が出来たのかとおもってたよ」

春香「わ、私も」

 すごくプライベートなことだし、貴音にはとても申し訳無いけれど。

 せめてこのメンバーには、理解しておいてもらおう。

P「──それとは別に、」

千早「…?」

P「四条貴音さんの父親と俺の父親が昔馴染みで、俺や四条貴音さんが産まれるよりも前にある約束をしてたんだ」

雪歩「産まれるまえって……ひょっとして…?」

 雪歩もお嬢様だからか、感づいたようだ。
 ここは思案の余裕無く一気に伝えきろう。

P「四条貴音さんと俺は、『許嫁』なんだって言われた。つい一昨日に」

雪歩「やっぱり…」
春香「………」
真「………」
千早「………」


真「彼女より上がきちゃったよ」



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