過去ログ - P「学生生活でもするか!(2学期)」
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641: ◆72cuWZiGoBc/
2013/12/22(日) 23:10:09.31 ID:wV858a5AO
P「そうだな。話したくない、話し辛いから話さないんだもんな」

真『そうだね。何かあったら、その時は力になってあげようよ』

 お節介をやくなと。
 人には『入ってはいけない場所』もあるのだと、真は言った。

 ──俺が、“真にもおなじことを感じている”ことを知っているのだろう。

 丁度良く、春香を例えにして牽制をした。

 友達なはずなのに。
 仲のいいクラスメイトであるのに。
 真はどこか、俺と一歩距離を置いている。

 それは心地のいい距離だけど、そこから先へは決して近付けない。一歩詰めれば一歩下がられるから。

P「………」

真『……プロデューサー?』

P「あ。ああ」

真『じゃあ雪歩へはボクから連絡しておくから、細かいことは宜しくね』

P「あ…ああ、うん。了解」

 それじゃあねと、通話を切る。

 明らかに、俺の考えを見透かして、話題が振られる前に話しを終わらせていた。

P「……女の子って難しいなぁ……」


 ──春香も真も、俺との距離を保つ理由には、
 ある“たった一つの感情”の機微が関係しているだけ…なのだが。

 この時の俺は、それに気付く気配すらない。


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