過去ログ - P「学生生活でもするか!(2学期)」
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766: ◆72cuWZiGoBc/
2014/05/14(水) 13:37:07.44 ID:hvCbWngAO
P「痛たた…眼球はダメだって眼球は……」

 目の痛みを堪えながらも、転がることで外敵(美希)から距離を取り、態勢を立て直す。

 視界は涙で朧気だが、みんなの立ち位置くらいは把握出来た。

P「こら美希! いまのは洒落にならないだろう!」

美希「いまは反省してるのー!」

 絶対にしていない…!

 フラフラと、頼り無い視界の中をゆっくりと歩く。

 …俺は、

 …俺は!

P「俺はあずささんの水着姿を見なくちゃいけないんだっ…!!」

響「…すごい執念だぞ…」

美希「まさに血眼なの…」

 どうやら障害と思っていた2人は俺の気迫に圧倒されたようだ。

 正確な表情が読みとれないから、
 2人が哀れみの表情をしているように見えるのは気のせいに違いない。

 あずささんのシルエットを探す。
 先刻のペースなら、もう美希たちのグループに合流しているはずだが…?

P「…おわっ!?」

 しまった。
 よろめいた拍子に足を滑らせた。

 潔く転ぶことを覚悟して、手をついて衝撃に備えようとした──ところで、
 俺の腰に後ろから抱きついて、支えてくれる人がいた。

 ふよよん。

 その人のお陰で俺は踏ん張ることが出来、再び態勢を立て直せた。

 ゆやよん。

 俺がちゃんと立ったことを確認すると、後ろの人物はゆっくりと両腕を解く。

P「…ありがとうございます、あずささん」

あずさ「いいえ、どういたしまして」

 そこにはいつものままの、穏やかな笑顔。


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