過去ログ - 【魔法少女まどか☆マギカ】神名あすみ〜6人目の少女〜part1【SS】
1- 20
5:[sage]
2012/10/20(土) 20:26:46.61 ID:VNPhlMIl0
いつしか学校でも誰とも話さなくなった
そんなあすみを腫れ物を触るように接する教師とクラスメートたち


「あの子と話すと根暗が移るよ」


かすみがクラスの友達から言われた言葉
それでもあすみと話そうとするゆいを止めたのは他ならぬあすみ自身だった


『ゆいちゃんを巻き込みたくない』


そう心配してのことだった
学校では話さない
その代わり二人はかすみの家でその分よくおしゃべりした


ゆいはいつもあすみに話をあわせてくれる
何でも気楽に話せる
一緒にいると楽しい


あすみにとってゆいは唯一親友と呼べる存在であり、世界とのつながりであった
もしゆいがいなかったら、あすみはこの世界を呪いながら生きていたであろう
家庭環境に恵まれず心を閉ざしかけているあすみに残された唯一の光――
そうあすみは感じていた


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/397.51 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice