過去ログ - 【魔法少女まどか☆マギカ】神名あすみ〜6人目の少女〜part1【SS】
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2012/12/09(日) 21:42:23.37 ID:z2QNrFKi0
杏子「アタシの祈りが、家族を壊しちまったんだ。他人の都合を考えず、勝手な願いごとをして破滅を導いた」
杏子「その時心に誓ったんだよ。もう二度と他人のために魔法を使ったりしない、この力は、全て自分のためだけに使い切るって」
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2012/12/09(日) 21:43:23.53 ID:z2QNrFKi0
杏子「奇跡ってのはタダじゃないんだ、 希望を祈れば、それと同じ分だけの絶望が撒き散らされる、そうやって差し引きをゼロにして、世の中のバランスは成り立ってるんだ」
杏子「そうわかった気になってやさぐれていた。その日その日を面白おかしく生きられればいい、そんな刹那的な生き方をしていた」
以下略
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2012/12/09(日) 21:44:32.83 ID:z2QNrFKi0
杏子「マミはそんなアタシを優しく包んでくれた。その時思ったんだ、まだやり直せるかもしれないって」
杏子「マミとの生活は居心地が良かったよ。でもさ、アタシが強くなっていくにしたがってグリーフシード不足が深刻化していった」
以下略
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2012/12/09(日) 21:47:00.55 ID:z2QNrFKi0
杏子「だからアタシは出て行った。魔法少女は一人で生きて一人で死んでいく、そういう宿命なんだって思った」
杏子「いや……本当は孤独に逃げただけなのかもしれない。弱い自分を守るために」
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2012/12/09(日) 21:47:27.75 ID:z2QNrFKi0
一呼吸おく杏子
物憂げな顔を見つめるほむら
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2012/12/09(日) 21:48:39.97 ID:z2QNrFKi0
ほむら「私たちにつっかかってきたのも……」
杏子「ああ、魔法少女同士でつるむとロクなことにならないと思っていたからね。
結局、破滅の道を選ぶか、別れるか、どっちかしかないってさ」
以下略
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2012/12/09(日) 21:50:16.82 ID:z2QNrFKi0
杏子「このままいけば、アンタたちもいつか昔の私のような破滅を迎える、それにマミを巻き込みたくないって思ったんだ」
杏子「けどさ、それはアタシの勝手な願いごとだったんだ。当のマミ自身がそんなこと望んじゃいなかった」
以下略
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2012/12/09(日) 21:51:31.34 ID:z2QNrFKi0
杏子はほむらから視線をはずし、さやかのいる方向へ顔を向けた
杏子「さやかは危なっかしいヤツだ。もしかしたら破滅への道をたどるかもしれない」
以下略
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2012/12/09(日) 21:52:20.71 ID:z2QNrFKi0
杏子「もしかしたら、この道は間違いかもしれない……でも人間って間違えるもんだろ?」
杏子「だからさ、あいつはあいつの道をただ走ればいい。間違ったらアタシが正してやる。道がないならアタシが切り拓いてやる。
アイツが『間違えた』って気付いた時にアタシはアイツのそばにいてやりたい。そう決めたんだ」
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2012/12/09(日) 21:52:47.74 ID:z2QNrFKi0
ほむら「……そう」
穏やかにほむらは言った
以下略
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