過去ログ - サキュバス「私の心をあげるから、だから…!」
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10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/10/20(土) 23:35:47.29 ID:XAoETEBB0


喉が裂けるような絶叫をし、私は姫を追った。


天守閣の最上から一階の鉄釜まではまだ距離がある。

まだ間に合う。

間に合うに違いない、間に合う筈なのだ。

一体彼女が何をしたと言うのか? 何故に、蒼姫はこれ程の苦を受け死ななければならぬのだ。


空中で見開かれた姫の瞳は、まだ私を見ている。

私を待っている、助けを求めている……!!

脇差しを投げ捨て、両手と足首を失った両足で手すりを蹴った。





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