過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」2
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15: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/10/21(日) 23:42:40.43 ID:czbZYU1J0
白井がジロリと呆れたような目を美琴に向ける。
美琴がこうしてチンピラたちを倒してしまうのはままあることだ。
その度に白井は風紀委員に任せるように、と口を酸っぱくして言っているのだが。
美琴はう、と少したじろいだがすぐに言い返す。

以下略



16: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/10/21(日) 23:43:12.38 ID:czbZYU1J0
「記憶にねえな。ちなみに俺はどちらの味方でもない、第三勢力だ。
どちらにも与することなく、ただ観察するだけの第三者。
そんな立場に、俺はなりてえなあ」

空、というか天井を見上げしみじみとする垣根。
以下略



17: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/10/21(日) 23:44:18.27 ID:czbZYU1J0
「あ、待って黒子。これ渡しとくわ」

そう言って美琴が取り出したのは駒場の携帯。
彼との約束は果たさなければならない。
白井は変態だが、風紀委員としては優秀で、また風紀委員であることに誇りを持っている。
以下略



18: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/10/21(日) 23:45:07.63 ID:czbZYU1J0
「んじゃ、俺たちは帰るか。後は任せたぜ風紀委員さん」

そう言って垣根と美琴は倉庫を後にした。
白井が何かギャーギャー騒いでいたが、やはり風紀委員の仕事を投げ出すことは出来ないようだ。
普段から仕事モードでいてくれれば、美琴の彼女に対する対応もだいぶ変わるのだろうが。
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19: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/10/21(日) 23:45:36.94 ID:czbZYU1J0
「んじゃ、帰りますか。送っていってくれる?」

「必要なのか?」

「いや、別に」
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20: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/10/21(日) 23:46:42.83 ID:czbZYU1J0





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21: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/10/21(日) 23:48:18.65 ID:czbZYU1J0
つい先日一緒に遊んだばかりだが、特に声をかけない理由もない。
すっかり垣根と顔を合わせるのが日常になっていることに気付き、美琴はふと顔をほころばせる。
悪い気はまるでしなかった。

垣根にメールを送ると、彼はそれを確認するとすぐに顔を上げた。
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22: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/10/21(日) 23:48:52.19 ID:czbZYU1J0
「そんなに怒らなくてもいいでしょ……。
今から風紀委員の支部に遊びに行くんだけどさ、よかったら来ない?
友達もいるし、黒子もいるわよ」

『なんで俺がそんな場所に行かなきゃならねえんだ、ふざけんな……。
以下略



23: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/10/21(日) 23:49:19.61 ID:czbZYU1J0
ところで垣根帝督は非常に整った顔立ちをしている。加えて高身長であり、まさしくイケメンだ。
そして御坂美琴もまたかなり整った顔立ちで、女子中学生ということを考慮すれば身長も高い。
誰が見ても可愛いといえる顔に加え、常盤台という超名門お嬢様学校の制服を着ている。
そんな二人が並んでいれば、周りの注目を引くのも当然だった。

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24: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/10/21(日) 23:49:54.75 ID:czbZYU1J0





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25: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2012/10/21(日) 23:50:26.18 ID:czbZYU1J0
彼女は一番の年長者であり第一七七支部のトップを務めている。
能力値もそれなりに高く、透視能力(クレアボイアンス)の強能力者だ。
どうやら今はあまり忙しくはないらしく、オフィスの一室のようなここは溜り場のようになっていた。

「あ、御坂さん! どうしたんですか?」
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