過去ログ - 【咲：安価】京太郎「……家が無い」睦月「その12」【鶴賀】 -SS速報VIP

過去ログ - 【咲：安価】京太郎「……家が無い」睦月「その12」【鶴賀】

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54:モモたん ◆tXdh2WZ0lM[saga]
2012/10/22(月) 01:45:12.79 ID:y2BEJ1qN0
桃子「そうっすねぇ……公園でこんな格好とかどうっすか？」

京太郎「ばっ、おま……」

桃子「大丈夫っすよ、どうせ私の姿なんて見えないっす」

桃子「京ちゃん専用のAVっすよ……撮らなくていいっすか？」

京太郎「……っ」

……正直すごい撮りたかった。

しかし、ビデオをもってな――げふんげふん、彼女が心配でそんなことは出来ない。

京太郎「……ほら、もう一分経ったから、な！」

桃子「……」

京太郎「……おい、モモ？」

桃子「……ちょっと、はまったかもしれないっす」

京太郎「てめっ、おい、戻れって！」

桃子「ふふっ……こうして……こうして～♪」

京太郎「おい、こらっ！」

智美「ワハハー、そんなところで、誰と電話してるんだー？」

京桃「」ﾋﾞｸｯ

智美「……ん？」

智美「モモの香りがするぞー？」

桃子「まず……っ」

たっ、とモモは駆け足で傍のトイレの中へと向かった。

……隠れられる場所の近くでやっててよかった。

京太郎「ああ、トイレにいってます」

智美「そうなのかー？」

京太郎「ええ」

智美「……ふーん」

智美「まあいいか、ワハハ」

智美「それじゃ、詳しいことは聞かないから、またなー」

京太郎「……」

……ばれてたんじゃないだろうか。

桃子「……きょ、京ちゃん……」

京太郎「……どした？」

桃子「その……」

桃子「……が、我慢できないっす」

京太郎「……それは」

桃子「……」

桃子「み、見つから無いようにトイレにきてくださいっす」

出来るかボケ、と心の中で突っ込みつつ、律儀にあたりを確認し、そして、中に進入するのだった。

変態でごめんなさいお父様、お母様、叔母様、けれど悪いのは絶対にモモです、俺は悪くねぇ。

……愚息は、いつまでも正直だったけど。

終わり。

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