過去ログ - 【咲：安価】京太郎「……家が無い」睦月「その12」【鶴賀】 -SS速報VIP

過去ログ - 【咲：安価】京太郎「……家が無い」睦月「その12」【鶴賀】

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916: ◆tXdh2WZ0lM[saga]
2012/10/26(金) 01:44:36.51 ID:D3mFHfyO0
ゆみ「……あ、いや、これからよろしくされるのは構わないんだが」

ゆみ「……まだ、麻雀打ってないけれど、いいのか？」

桃子「……あ」

京太郎「……」

京太郎「……ぷっ……く、くくく」

桃子「何笑いを堪えてるっすか！」

京太郎「だって……忘れてたって……ふふふ……」

桃子「違うっす、えっと、これは、後で言うつもりだったのがつい先にでちゃって……」

ゆみ「なんだ、もう入ろうとはしていてくれたのか」

ゆみ「ありがとう、東横さん」

桃子「～～～～～～っ！！」

桃子「そ、そうっすよ、加治木先輩があれほど私を必要としてくれただけで、もう決めてたっす！」

桃子「それだけでもう、これから麻雀部でどうなるのかな、とか夢を見てたっすよ――何か文句あるっすか！？」

ゆみ「いや、ないよ」

ゆみ「……これからよろしくな、東横さん」

桃子「……」

桃子「よろしく、っす」

俺のときと同じように、加治木先輩とモモは固い握手をしていた。

桃子「……すっごい恥ずかしいっす」

京太郎「そりゃもう、すっごい恥ずかしいことをしていたからな」

桃子「うるさいっすよ！」

ゆみ「はは」

桃子「……うぅ、みんなで笑って～～～っ！」

桃子「いいっすか、楽しくなかったら私は即効抜けるっすからね！」

ゆみ「それで構わないよ」

ゆみ「それなら、私達はいつまでも君に最高の幸せを送り届けるだけだ」

……少しの間が空いて。

桃子「ね、聞いたっすか。あんなことばっか言われてたっすよ」

智美「あんなことを大声で叫んでいたっていうんだから……ユミちんの株も駄々下がりだなー」

京太郎「でも……ね、ほら、本人はいたって真面目みたいだから……」

桃子「そこが更にきっついところで――」

ゆみ「――忘れろ」

恥ずかしそうに加治木先輩は頭を抑えていた。

くすくす、という小さな笑い声もいつの間にかはは、と声に出す笑いに。

加治木先輩自信も笑い始め……確かにここに幸せができた。

……なんて、恥ずかしいことを行ったら俺も笑われるので、何も言わないけれど、な。

モモが入部しました。

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