過去ログ - 【咲：安価】京太郎「……家が無い」睦月「その12」【鶴賀】 -SS速報VIP

過去ログ - 【咲：安価】京太郎「……家が無い」睦月「その12」【鶴賀】

↓ 1- 覧 板 20

961:またちょっと友人に呼ばれて書けなかったよー ◆tXdh2WZ0lM[saga]
2012/10/27(土) 00:03:36.33 ID:sKRBMnIn0
桃子「……私を愛してくれるのは京ちゃんだけっす」

桃子「私を愛せるのは京ちゃんだけっす」

桃子「京ちゃんさえ私を愛してくれるのなら何もいらないっす」

京太郎「モモ――」

ギン、と俺の両目を睨んだ。

彼女の顔はそのまま近づいてくる。

いつしか、歪んだ唇はすぼんで――。

桃子「――」

ちゅ、と触れ合った。

すぐ、離れる。

……開けた視界に見えるのは、呆然とした加治木先輩。

桃子「……京ちゃん、大好きっす」

加治木先輩は一度瞳を閉じ、何かを悟ったような表情をすると、ポケットから一枚の紙を取り出した。

桃子「一週間で、というかもしれないけど、すっごく好きなんっす……運命としか感じられないっす」

それは俺の入部届けだ。

桃子「だって、私が何もせずとも見えるのは京ちゃんだけっすから」

その紙を、机の上において彼女は去っていった。

それは何を意味しているのだろうか。

桃子「……京ちゃんは、私のこと好きっすか？」

京太郎「……」

京太郎「……俺は」

終わり

<<前のレス[*]｜次のレス[#]>>

1002Res/284.45 KB

↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。

VIPサービス増築中！
携帯うpろだ|隙間うpろだ