過去ログ - 【テニヌ】京ちゃんが安価で最強チームを結成するそうです 第2ゲーム【マージャヌ】
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579:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県)[saga]
2012/10/31(水) 00:09:30.07 ID:WB3y3oQCo

自室の中央に座り込み、ぢっと手を見る。

別に働いても働いても生活苦に襲われているわけではない。
手中にあるのはこの特訓生活が始まったときに龍門渕透華付きの執事から渡された真鍮製のベルで、


『これを鳴らしていただければ都内であれば3分以内に龍門渕のものが駆けつけます』


という触れ込みらしい。
どんな凶悪犯罪に巻き込まれることを想定してるんだ。


京太郎「まあせっかく貰ったもんだし、まるっきり使わないのも悪いか」


龍門渕のスタッフさんが来たらアパートの鍵を厳重にできないかだけでも相談してみたらいい。
あまり深く考えるのをやめてベルを鳴らしてみた。

リィン、と澄んだ音が天井の隅に消え、それからほんの幾つか呼吸を重ねた後。
手入れを怠った眉毛くらい濃いスキッドマークが誕生したに違いない急ブレーキ音がアパートの前から響き上がる。


京太郎「うわマジだった……しかも1分と経ってねえぞこれ」


出迎えようと腰を上げたのとほぼ同時、鍵を掛けていたはずの逆側の窓がサッシごと吹き飛ぶ勢いで開けられ、






透華「FREEEEEEEEEEZ!!!!!」






なんかポールウエポンを持ったお嬢様が乗り込んでくる。




ハギヨシ「お覚悟を」




続いて今度は玄関のドアが切り飛ばされトランプとか鋼糸とか針とか銀のナイフとか、
なんか執事っぽい武器を満艦飾にした美丈夫が音もなく侵入。

なんだこれは。何無双だ。



ガシッ ボカッ マージャヌ(笑) 

俺は死んだ




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