過去ログ - 始まらなかった世界【魔法少女まどか☆マギカ】
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42: ◆/WV6dTMwLXv/[saga]
2012/10/23(火) 16:51:43.97 ID:9kT/oIIV0
上条恭介は父親と共に墓参りに来ているようだ。


「…あれ、さやか?」

以下略



43: ◆/WV6dTMwLXv/[saga]
2012/10/23(火) 16:55:25.49 ID:9kT/oIIV0
「ここに来たってことは…恭介はこの後おばさんのところ?」

「うん、あとは母さんのところで終わりかな。…さやかの両親のところも行ってきたし」

「…そか、ありがと」
以下略



44: ◆/WV6dTMwLXv/[saga]
2012/10/23(火) 17:02:06.45 ID:9kT/oIIV0
「恭介、体は大丈夫なの?」

「うん、今日は調子がいいんだ。ちょっと歩くくらいならなんともないよ」

「じゃあ、おばさんに元気な姿見せなきゃね」
以下略



45: ◆/WV6dTMwLXv/[saga]
2012/10/23(火) 17:05:13.23 ID:9kT/oIIV0
「…………」

 母の墓前へと向かって歩いていく上条父子からは、どこか暗い雰囲気が醸し出されていた。

 さやかはそんな父子の背中を黙って眺めていた。
以下略



46: ◆/WV6dTMwLXv/[saga]
2012/10/23(火) 17:13:27.81 ID:9kT/oIIV0
「わ、わかってるよ!…というか父さんがいるのに…はぁ」

「ははは、いいじゃないか。…それにさやかさんになら安心して任せられそうだしね」

「父さんまで…」
以下略



47: ◆/WV6dTMwLXv/[saga]
2012/10/23(火) 17:15:16.78 ID:9kT/oIIV0
「まったく…あんな辛気臭い状態で送り出しちゃったら、私がおばさんに顔向けできないじゃん…」

 
 そう呆れたようにぼやくさやかだったが、その頬は赤く染まっていた。

以下略



48: ◆/WV6dTMwLXv/[saga]
2012/10/23(火) 17:22:22.76 ID:9kT/oIIV0
         ※          ※          ※


 ワルプルギスの夜は多くの人の命を奪っていった。

以下略



49: ◆/WV6dTMwLXv/[saga]
2012/10/23(火) 17:27:02.97 ID:9kT/oIIV0
 美樹さやかは親戚の家に引き取られ見滝原から去った。

 暁美ほむらは以前に通学していたミッション系の学校がある東京へ戻った。

 志筑仁美は隣県の学校へ転校した。
以下略



50: ◆/WV6dTMwLXv/[saga]
2012/10/23(火) 17:31:36.55 ID:9kT/oIIV0
         ※           ※           ※ 

 
 空もすっかり赤くなった頃、3人は鹿目家の墓前にいた。

以下略



51: ◆/WV6dTMwLXv/[saga]
2012/10/23(火) 17:38:56.00 ID:9kT/oIIV0
「…ん、それじゃ」

 そして、さやかが音頭を取る形で3人は黙祷した。


以下略



52: ◆/WV6dTMwLXv/[saga]
2012/10/23(火) 17:48:37.05 ID:9kT/oIIV0
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 ―4年前―

 さやか視点
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