13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/10/23(火) 10:14:39.14 ID:tCt3Lx5SO
京太郎「(何だろう、この体の底から沸き上がるものは…)」
一「(衣以上の化け物…ッ!! 怖い…)」
透華「」チーン
衣「(他の二人は死んだ。……衣はここからだ!!)」
京太郎「………」
東3局二本場
3順目
衣「(支配が戻った。……力の覚醒は済んだばかり、途方も無い力も使用者が悪ければ価値は無いか…)」
京太郎「………!?(あ、頭が……焼ける!! 痛い!! 苦しい!!!)」
京太郎「あ………が!!」
衣「な!? どうした、京太郎!?」
京太郎「いや、何でも無いよ。さ、続けて」
衣「あ、あぁ…」
29順目
衣「(……この局は、衣の勝ちだ。京太郎は結局テンパイにすら至らず、か)」
衣「リーチ」
衣「(海底牌は衣……京太郎、ここで)」
京太郎「いつから……」
先程まで勝ち誇っていた衣の顔が、その一言で凍りついた。
全てを理解したからだ。
たったそれだけの言葉で、京太郎の言いたい事が、そして自分の愚かさを呪った。
『いつから、その牌(海底牌)がお前の物だと錯覚していた?』
そして掴む海底……
衣「(和了れ……ない…!!)」
リーチをしている衣は、その牌を捨てるしか無い。
喰われると分かっていても、踏み込む事しかできない…!!
京太郎「その牌だ、ロン」
この勝負は衣の飛びで決着が着いたのだった
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