過去ログ - とある二人の超能力者
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23: ◆GMrZMmzGQc[saga]
2012/10/23(火) 23:07:36.87 ID:u1zrU7lP0
「いきなり何を言い出すンですかァ? オマエは」

「いや、ちょっと気になってよ……ほら、俺もお前も高校生だろ? だったら一人や二人いてもおかしくねぇはずじゃないかってさ」

「……そォなのか?」


 二人はとても頭がいい。
 しかし、勉強が出来るという事と、常識があるという事は、似ているようで全くの別物だった。
 まじめすぎる人がまじめに行った行動が天然ボケと言われてしまうように。
 二人の行動も、ある意味で天然なのだ。


「じゃァよォ、次の勝負はどっちが先に彼女を作れるか、ってのにしねェか?」

「あ? ……いいのかよ、それ」

「どォいう意味だァ?」

「オマエみたいなコミュ症で目つきの悪いモヤシに俺が負けるはずがねぇだろ」

「言いやがったなテメェコラァ! 学園都市第一位、舐めるンじゃねェ!」

「一位関係ねぇだろ」


 新たな戦いの場が決まり、二人は焼肉屋を飛び出した。
 やめればいいのに。


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