過去ログ - 【咲-saki-安価】魔王クエスト〜魔法少女と探偵とくのいちと目立ちたがりの姫君
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231: ◆Rf40X2USO7Yr[saga ]
2012/10/30(火) 21:08:44.41 ID:qUvDuTkAO


菫「摂州千里山と言えば、去年までのエース、江口セーラは僧兵としての修行も積み、武術の腕もなかなかだと聞くが…」

菫「私も薙刀とアーチェリーの心得ならあるんだが、さすがに刃を交える機会はないだろうな…」

菫「ふむ、ともあれこの相手に断る理由はないな。ミーティング後にさっそく承諾しておこう」

菫「さて…」

 菫がメールに目を通し終わって後ろを振り返ると、

照「おいしいお茶を淹れてくれる後輩とかいたら理想的なんだけど…」

淡「うんうん分かる、これ食べてるとお茶がほしくなるよねー」

 わけの分からない話題で盛り上がっている二人の傍らで、誠子が堅実に資料をまとめてくれていた。

 照が相手をしている以上、淡に注意もしにくかったのだろう。

菫「…いつまでやってる気だ。これから一般部室に行くぞ、大星。ああ、照も着いて来てくれ」

淡「んー?何かあるのー?」

菫「新入部員には、ちゃんと教えておかなきゃいけないことがある。まあ、ここ白糸台は実力主義だから、他の高校ほど上下関係にはうるさくないが…とにかく、着いてこい」

淡「分かった、行くー!」

 この一年間、部長としてちゃんと白糸台高校麻雀部の舵を取っていけるのだろうか、早くも不安をおぼえながらも、菫は一軍部室を離れ、一般部室へと向かったのだった。


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