過去ログ - 【咲-saki-安価】魔王クエスト〜魔法少女と探偵とくのいちと目立ちたがりの姫君
↓ 1- 覧 板 20
935: ◆Rf40X2USO7Yr[saga ]
2012/11/24(土) 09:28:04.07 ID:FSOM/GTAO


穏乃（この人が…姫松城城主で赤阪家の当主、赤阪郁乃さん…）

　通された広間で目の前に座っていたのは、柔和な笑みと間延びしたゆるいしゃべり方が特徴の女性。

　和服に身を包んだ細い外見から察するに、年の頃は二十代といったところだろうか。

穏乃「…阿知賀の里から参りました、高鴨穏乃と言います！お見知りおきください」

郁乃「そう硬くならんでもええんよ？礼儀ただし〜んやね〜」

穏乃「いえ、基本ですから」

穏乃（ちょっとつかみどころのない人かも…）

郁乃「そう？じゃ〜早速、話に入らせてもらお〜かな」

穏乃「はい、お願いします」

郁乃「三箇牧の荒川憩ちゃんのことは知っとる？」

穏乃「まだ年端もいかない女の子なのに、大人顔負けの医者だそうですね」

穏乃「貧富や地位の分け隔てなく怪我人や病人を診るので、誰からも好かれていると聞きます」

郁乃「そ〜なんよ。私らもそれで困ってるん」

郁乃「あんなに誰彼かまわず診て回られたら、戦でトドメ刺さん限り敵将を戦列から離すことできへんやん？」

郁乃「も〜ちょっとこっちの迷惑も考えて仕事してもらわんと困るんよ〜」

穏乃（何だろう、こういう内容の話をこういう言い方でされると、そら恐ろしい感じがする…）

<<前のレス[*]｜次のレス[#]>>
1002Res/399.40 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。

VIPサービス増築中！
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice