128:第11巻[sage saga]
2012/11/10(土) 18:26:25.04 ID:cU+kcErDO
〜イギリス清教女子寮〜
神裂火織…彼女が向かっているのは人ではなく電話機だ。
古風なダイヤル式のもので、赤い陶器に金箔で縁取りされた、完璧にアンティークな一品だった
ちなみに電話の相手は同僚の土御門元春である。
土御門『……神裂火織…まだ、悩んでいるのか』
神裂「……」
土御門『何故だ…その強化霊装を着る事により、お前は新たなる境地へ足を踏み入れることができるんだぞ!!』
神裂「分かっています…しかし、私は怖いのです。Follen angelフォーム…アレになれば、私は!!」
土御門『……最悪、死ぬかもな』
神裂「……」ギリッ
土御門『まあいい、ねーちんにはもう少し考える時間が必要かもにゃー』
神裂「…はい」
土御門『……だが、覚えておけ、いずれ決断しなければいけない時がくるぞ。…必ず、な』
ぶつッ、と土御門との通話が途切れた
神裂は目を瞑り、大きく溜め息をつくと、そっと受話器を置く
神裂「……当麻さん…私は……これを…」///
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