169:第13巻[sage saga]
2012/11/17(土) 17:32:25.68 ID:B40aSgmDO
〜とある爆心地〜
上条当麻は大天使の方を見た。
インデックスの処置が終わったのか、風斬の背中に接続されていた何十本もの翼が完全に消え去った
上条「やった……。インデックスと美琴のヤツ、ちゃんとやりやがった!!」
そして風斬が地面に崩れ落ちそうな所を、両腕で抱きしめ受け止める。
上条「良かった……無事だったか」
風斬「だめ…良かったなんて、思えないです……」
ガタガタと震えながら、風斬の唇が動く
風斬「せっかくあの子に『友達』って言ってもらって、それで少しは人間らしくなれたと思ったのに。あんな羽が生えて、凶暴な火花を散らして、みんな叩き壊して! もう嫌なんです。私を殴って全部終わりにして下さい!!」
上条「悪いな、お前の申し出は受けられない。自分の『友達』を消しちまうぐらいなら、こんな役立たずの右手なんてここでぶった切った方がマシだ」ニコ
その言葉に風斬は目を見開き、顔を上げた。
友達、そう言われた事に
風斬「…………」
スフィンクス「友達…へへ」///
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第13巻
〜完〜
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