271:第15巻[sage saga]
2012/12/05(水) 21:29:01.71 ID:+U7oZBEDO
〜とある大通り〜
灰色の粉塵が晴れ、二人の少女が目にしたのは…
初春・佐天「!!!」
打ち止めを守るように天使の翼で覆う、垣根帝督の姿だった!
しかし、垣根の腹部には数十センチほどの大きさの貯水タンクの残骸が体に突き刺さっている
垣根「ぐ…げぼぉ!!」
初春「な…んであなたがアホ毛ちゃんを…」
垣根は震える手で上着のポケットから『何か』を取り出すと…打ち止めの小さな手にそっと置いた
垣根「最終信号…これ…無くしたって言ってたゲコタストラップだ…ピンセットで探すのに手間取っちまったから、来るの遅れちまっ…ごほ…ごほ…!」
打ち止め「しゃべらないでメルヘンお兄ちゃん、てミサカはミサカは涙目で心配してみる!!」
垣根「俺は大…丈夫だ、それよりも、もう無くすんじゃ…ね……ぞ」ニコ
膝が崩れ落ち倒れ込む垣根を、打ち止めが小さな体で受け止めた
打ち止め「お兄ちゃん死なないで、てミサカはミサカはメルヘンお兄ちゃんを励ましてみたりぃぃ!!」
垣根「ごほっ…あったけえな…お前…。…俺…も、お前…が側にいたら……このくそったれ…の…闇の中から……抜け…だせ……た…………………」
ガクッ!! と垣根の全身から力が抜けた
受け止め「お兄ちゃん…お兄ちゃん! メルヘンお兄ちゃぁぁぁん!!、ってミサカはミサカは号泣するぅぅぅうわああああん!」
一方「……op糞pai…op奴pai褒op弐pai…」
こうして…激しかった超能力者同士の戦いは第2位の敗北により終結した……
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