285:第16巻[sage saga]
2012/12/15(土) 22:23:59.12 ID:+K/9mVCDO
時は戻って
〜とある高校〜
金属のフェンスが見えた
辺りには誰もいない。ネックとなっていた購買部のおじさんも見当たらない
上条「ようし! 青髪、土御門、吹寄、このまま一気に脱走するぞ!!」
上条は勢い込んでフェンスを乗り越えようとする。
その時だった。
ブッブー、というけたたましいクラクションの音
振り返れば、そちらには今ファミレスで外食してきた所ですと言わんばかりの災誤先生が車に乗っていた
吹寄「まずい!! パターン青、レッドサイクロンよ!!!」
チッと舌打ちした吹寄は別ルートへ逃走、上条、土御門、青髪ピアスは金属のフェンスを乗り越えて外へ飛び出した
コンクリートの地面に着地した三人。しかし、その中の一人が災誤先生へ向かい構える
上条「ちょ、何やってんだ青髪! 早く逃げねえと捕まっちまうぞ!」
青ピ「ば、馬鹿カミやん。早く行け! ここで捕まったらみんなのお昼はどうなるんや!!」
青髪ピアスの叫びで上条はハッとする
しかし車を降りて、猛スピードで迫り来る赤いパンツの教師・災誤先生
青ピ「こいやぁ! ここはそう簡単に通さへんで!!」バッ!
両手を広げ、立ち塞がる青髪ピアスに対し、災誤先生は光りのオーラを纏った左手を振り下ろす!
しかし、青髪は両腕でしっかりとガードして、それを耐えた
青ピ「はっ! そんなん効かへん――」
上条「青髪!! それは囮だ!」
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