291:第16巻[sage saga]
2012/12/15(土) 22:31:11.65 ID:+K/9mVCDO
〜第22学区地下市街〜
そんなこんなで楽しいお風呂タイムは終わった
上条はレジャーお風呂のビルから出て、正面入り口に突っ立っていた
上条「……地下市街だっつーのすっかり忘れてた」
しばらく経ってから完全な無風状態である事に気づき、肩を落とす上条の隣に、何だか湯上がりで良い匂いがする五和が近づいてきた
五和「そんな所にいると湯冷めしてしまいますよ」
上条「……いや、ちょっとのぼせちまってな、よかったら少し歩かないか?」
五和「へ? は、はい」///
そんなこんなで夜の地下市街を散策する事にした二人
たわいのない話をしながら並んで歩いていると、青色にライトアップされた鉄橋に差し掛かった
鉄橋の長さは50メートルほど
橋のサイズとしてはそれほどでもないが、川全体が人口的なものである事を考えると、それはそれでちょっと感慨深い
五和「(気を緩めちゃいけないのは分かっているんですけど、二人っきりだ、うわぁ……)」///
そんな事を考えながら、二人は鉄橋に足を踏み入れた
と、ふいに
上条「……来たな」ボソ
五和「?」///
何を言っているのか理解できなかった五和の耳に、足音が聞こえた
ズン……ッ!! ズン……ッ!!
しかしそれは、まっとうな人間の出す音ではない。一歩一歩踏み出すごとに、鉄橋から低い震動が伝わってくる
五和「気分爽快、弾ける青色! 後方の…スプラッシュアックア!!」ガクガク
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