過去ログ - 「パネェっす!上条さん」
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317:第16巻[sage saga]
2012/12/27(木) 21:40:56.99 ID:DJpQOnGDO

〜第22学区・自然公園〜

夜の闇の中に、後方のアックアは佇んでいた

第22学区第3階層の市街地からやや離れた一角にある、自然公園だ

だが、今も全裸である

アックア「よもや足元に伏兵がいようとは、嫌な汗をかいたのである」

アックアは公園の噴水で水浴びをし、返り血や泥を洗い流すと。魔術で体についた水分を飛ばし、昔イギリスの第3王女の浴室から頂戴したタオルを腰に巻いた

アックア「……それにしても」

アックアは思い返す

幻想殺しが玉砕覚悟で放った技。もし、アレが直撃していれば間違いなく自分はこの世を去っていただろう

しかし、幻想殺しの漆黒の拳が眼前まで近付いた瞬間、足元にいた妖怪テケテケ(フレ)の体を強引に持ち上げ、盾にしたのだ

アックア(……)

幻想殺しの拳はテケテケの体に突き刺さった…が、アックアの体にも軽減した衝撃が襲いかかった。

彼の体はくの字に折れ曲がり、ノーバウンドで橋から数キロ先にあった高層ビルの壁に突き刺さり、そして意識を失ったのである


アックア(……先程から、私は誰に説明しているのであるか??)

アックアは頭の上に(?)のマークを浮かべながら、上条当麻の探索に足を踏み出した

その時!

アックア「!?」

アックアは危険を察知すると、気軽に飛び下がる

すると、空気がひとりでに渦を巻き、つい先程までアックアの立っていた空間が、地面ごとまとめて刔れて消えた


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