過去ログ - 「パネェっす!上条さん」
1- 20
319:第16巻[sage saga]
2012/12/27(木) 21:44:16.26 ID:DJpQOnGDO

〜第22学区・裏路地〜

ジャリ!…ジャリ!!

五和「……」

ジャリ!ジャリジャリジャリジャリジャリジャリ

浦上「……」

ジャリジャリジャリジャリジャリジャリジャリ

…と不気味な音が辺りに響く。ただ、武器を強化する為に紙ヤスリをかけ、形を整えたり、装飾剣を砥石で研いだりなどの作業をしているだけなのだが…


建宮(うわぁ…人食い山姥より怖えのよ……。二人の体から殺意の波動が吹き荒れてるのよな)ヒソヒソ

牛深(……、今のあの二人ならわざわざ難しい漢字の言葉を選んで、背中に天か滅の文字が浮かびそうですね)ヒソヒソ

浦上「……」

浦上「ねえ…そこの二人」

ボソリ、と声が聞こえ、男二人はビシィ!! と直立不動になった

五和は俯いたまま首だけを動かし、表情の読めない顔でこう言った

五和「気が散るんで――ちょっと、息止めるか静かにするか、どっちかにしてもらえます?」

のっぺりと、物凄く平坦な声だった

言葉はそれっきりで、二人は再びジャリジャリと武器強化を再開しだした


牛深(……ふぇぇ)ジワ

建宮(……)ヨシヨシ

その時、建宮斎字の携帯電話が着信音を鳴らした

背後から突き刺す二つの視線。

彼女達の口からボソボソと『言った側から…このクワガタ』とか『いつか私が縦/宮に切り裂きますね』とか聞こえたような気がしたが気の性気の性


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
433Res/337.63 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice