過去ログ - 「パネェっす!上条さん」
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423:第17巻[sage saga]
2013/02/06(水) 17:15:21.80 ID:ho7cGsLDO

――

上条の一撃で開いた横穴から、ゴッ!! と空気が荒れ狂った

上条「……」

そして上条の右手には、涙を流しながら驚きの表情を浮かべるペロリストが胸元を掴まれていた

エーカー「  …? !? 何故だ! 何故殺さない!!」

上条「死を間近にして最後に叫んだ名前…テメエには、大切な人がいるんだろ。……テメエは、こんな所でなにやってんだよ!!」

エーカー「お…俺は、フランスのために……イギリスに…報復を…」

上条「この馬鹿野郎が!! テメエらがやり返すと、また違った形で報復されんだよ!! そんな、いたちごっこを続けていけば、被害を受けるのは、弱く、罪のない人達なんだって事になんで気づかねえんだテメエは!!」

エーカー「そんなことは分かっている! イギリス国民の全てが悪いやつらだとは思っていない!! ……それでも……どこにでも馬鹿はいる。善良な民衆の中に混じっているからと言って、その馬鹿を見逃してやるつもりはない!!」

上条「……」

エーカー「ハァ…ハァ…」

上条「……お前は、この旅客機を落とすつもりなんだよな」

エーカー「そうだ! この信念を曲げるつもりはない! 俺は…この仕事を成功させて自由になるんだ!」

上条「……テメェは、アレを見て…まだそんなこと言えんのか」

エーカー「ハァ…ハァ……?」

上条が見つめる先をエーカーも視線で追う


そこには、貨物室の入口があった。扉は開け放たれ、一人の女性がこちらを見据えていた


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