過去ログ - ハルヒ「ブギーポップを探すわよ!」
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3: ◆qXEKQweJllf.[saga]
2012/10/26(金) 03:43:56.20 ID:FYi7HevEo
ハルヒは机をバン、と叩くと朝比奈さんの淹れたお茶を一気に飲み干し、口を使いペンのキャップを外すと――なんでそういうばっちいことをするのかね――ハリウッド並み、と大きく書きたした。
「そ、それは怖いですぅ……」
「大丈夫よみくるちゃん!
ハロウィンなんだからお菓子をあげたら解決よ!」
そこから何故か怪物トークに発展した二人にため息を、つきながら未だ盤上を見つめる古泉に視線を向ける。
「……ハリウッド並み、とは流石にいきませんがこちらでそれなりのメイクなら出来ますよ?」
……どこで使うんだ、そんな技術持ってて?
相変わらずの万能さに古泉の所属する機関とやらの意味不明さが増したところで、ハルヒの口撃は再び俺をロックオンした。
「キョン!ちゃんと聞いてた?」
何をだ、と問い返す前もなくハルヒは勝手にしゃべりまくる。
そんなことを覚えるのに俺の容量の小さな脳は使えないので、ハルヒを無視して俺は将棋盤を片付けはじめる。
「……ってわけよ!どう?あんたも少しはやる気出てきたでしょ?」
どんな訳かは聞いてなかったから知らないが、これ以上は反対しても無駄に古泉の仕事が増えるだけだ。
「はいはい、わかったよ。団長様」
最終的にはこう答えるのだ。
俺の反対は一種の恒例行事、ハルヒのやつも俺が本気で反対しているとは思ってはいない。
それが、俺たちの日常であり、奇妙な関係だ。
閉め切ると暑いので、SOS団の部室の窓は空いている。
その窓から入ってくる冷たい風に乗って、口笛のようなものが聞こえたような気がした。
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