過去ログ - ハルヒ「ブギーポップを探すわよ!」
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5: ◆qXEKQweJllf.[saga]
2012/10/26(金) 03:44:55.02 ID:FYi7HevEo

〜〜〜

ハルヒがバカな事を言い出した日から数日がたった。
俺はいつも通りのノックをし、返事のない事、または中から入室許可がおりてからドアを開く。
今回は返事のない場合だった。
どうやら俺が一番乗りらしい。

ホームルームが終わった瞬間走り去ったハルヒは一体今度はどんなトラブルを持ち込むつもりなのかと若干うんざりする。

「……ヒマ、だな」

みんな掃除当番なのか、十分待っても誰もこなかった。
少しばかり不安になり、部室のドアに手をかけた瞬間、ドアが勢いよく開いた。

「うおわっ!」

「……な、なんですか?」

古泉が立っていた。

「お、お前なぁ……驚かすなよ!」

完全な八つ当たりである。
だが、驚かす方が悪いんだ。
完全な開き直りである。

「……釈然としませんが、すみません、と言っておきます。
それで?何処かへ行こうとしたのですか?」

古泉の問いかけに言葉に詰まる。
不安になって団員を探しに行こうとした、なんて口が裂けても言えない。

「どうしたのですか?」

不信そうに俺を見つめる。

「いや、なんでもない……その、だな。
そうだ、ジュース買おうと思ってな!あはは」

「ならば、お供しましょう。
朝比奈さんもまだ来ていないようですしね」

曖昧に頷きながら、俺は古泉と共に部室を出た。


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