過去ログ - ハルヒ「ブギーポップを探すわよ!」
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53: ◆qXEKQweJllf.[saga]
2013/02/11(月) 01:58:40.40 ID:2rIt/ZLWo
「さて、このあとどうしましょうかね……」
ハルヒは俺と古泉をチラリと見比べると、駅前の時計をみながらつぶやいた。
こいつの“どうしましょうかね”はすでにどうするかが決まっているということだ。
そして、それは団員全員が心得ている。
この団で一番わかりやすいのは実はハルヒなのかもしれない。
もちろん、一番厄介なのはこいつというのは揺るぎない事実だ。
「解散でいいんじゃないか?
ハロウィンのコスプレ衣装も買ったし、ブギーポップとやらは見つからない。
時間もいい時間だ、解散でいいだろ?」
「あら? いつ団長様が雑用に発言を許可したかしら?
とりあえずご飯食べるわよ!
ブギーポップを捕まえる方法をみんなで考えましょう」
俺の諭吉さんがマイナスになる事がここで決定した。
団長様は何かを考えるような足取りでファミレスへと進んでいく。
なにを考えているかは気にならない。
何故かって?
そりゃあ、行き着く先が面倒臭いこと、ということに変わりはないのだ。
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