過去ログ - ハルヒ「ブギーポップを探すわよ!」
↓ 1- 覧 板 20
7: ◆qXEKQweJllf.[saga]
2012/10/26(金) 03:47:35.88 ID:FYi7HevEo
〜〜〜
「どこほっつき歩いてたのよ!」
部室へ帰るとハルヒのそんな怒号が俺たちを迎えた。
そんないつも通りのハルヒにホッとし、朝比奈さんも長門も揃っている事を確認するとさらに心が和らいだ。
「こいつと自販機、べつにそんくらいいいだろ。
それよりお前こそどこいってたんだ?」
普段なら無視して古泉に任せるが、どことなく気分が良かったので普通に答えた。
しかし、それがハルヒは気に入らなかったらしい。
「……あんたが素直とかなんかキモい通り越して怖い。
何?なんかあったの?」
こういう奴だよ、と素直に答えた事を後悔する。
朝比奈さんはそんな俺たちを見てクスクス笑い、長門はいつも通り本を読んでいる。
「やれやれ……」
俺の質問には結局答えず、何時の間にか説教をはじめたハルヒを眺めながら俺はつぶやく。
やれやれ、など言っているがきっと俺の表情は今楽しそうなものだと思う。
それは、微笑ましそうな朝比奈さんや、笑顔で説教しているハルヒをみれば鏡なんて見なくてもわかるのだ。
「素直だったのは彼も悪いと思っていたのでしょう、説教はその程度にしてあげてください」
「……副団長である古泉くんがそう言うなら仕方ないわね。
でも、次からはなんか書き置きしていきなさい!」
古泉の助け舟に感謝しつつ――というか本来は古泉も説教される立場なんだが……――俺はへいへい、と返事をした。
「へいは一回!」
「……へい」
99Res/76.36 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。