過去ログ - 男「好きです」女「私は貴方が嫌いだけれどね」
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◆mSvgS5v5Fc
2012/10/26(金) 13:05:54.67 ID:1zbwy8EC0
男「ねえ友人。あの女の子って綺麗だよね」
男友「なんだよお前、今更かよ。あいつは有名人だぞ?」
男「へえ、そうなんだ。あんなに綺麗なんだもんね」
男友「いや、それもあるんだが・・・知らないのか?“氷の女王”ってあだ名」
男「なにその厨二病」
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◆mSvgS5v5Fc
[sage]
2012/10/26(金) 13:07:37.82 ID:1zbwy8EC0
男友「誰がつけたか解らんが、そんなあだ名だ。今まであの女に告白した男は五人いるらしいが、そのどれもが再起不能となっている」
男「いつから恋愛は生死をかけた勝負になったんだろう」
男友「しかし再起不能なんだと。その内の三人は女性不信になり男色の道へ。あと一人は引きこもりになり、最後の一人はストーカーになったらしい」
以下略
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◆mSvgS5v5Fc
[sage]
2012/10/26(金) 13:08:58.86 ID:1zbwy8EC0
男「あの、女さん」
女「……誰?」
男「男っていいます。あの、僕、女さんが好きです」
以下略
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◆mSvgS5v5Fc
[sage]
2012/10/26(金) 13:10:02.39 ID:1zbwy8EC0
女「今のが答えよ。告白、ということは交際を申し込むつもりなんでしょう?だから答えたわ。嫌、って」
男「交際はまだ早いですよ。僕は女さんのことをなにも知らないし、女さんも僕を知らないし」
女「そう、じゃあなに?」
以下略
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◆mSvgS5v5Fc
[sage]
2012/10/26(金) 13:12:08.81 ID:1zbwy8EC0
男「はい忘れました。それなら結婚しましょう」
女「私はなにも貴方に常識を忘れなさいと言ったわけじゃないんだけど?」
男「恋人でダメなら、もう一歩
以下略
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◆mSvgS5v5Fc
[sage]
2012/10/26(金) 13:14:08.53 ID:1zbwy8EC0
男「早急に、とは言いませんが、上手に相手しないと」
女「といってもね。下手に扱って酷くなっても困るのよ」
男「じゃあ僕が護りますよ」
以下略
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◆mSvgS5v5Fc
[sage]
2012/10/26(金) 13:15:18.74 ID:1zbwy8EC0
男友「どうだったんだ?」
男「学校にいる間と、登下校時に傍にいることは許されたよ」ニコ
男友「お前、速攻で毒されてんな。高校生の付き合いで許可を得たことに喜びを感じるなんて」
以下略
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◆mSvgS5v5Fc
[sage]
2012/10/26(金) 13:17:44.90 ID:1zbwy8EC0
今更ですがスレ初立てになります。
至らぬ点があるかもしれませんが
ってかそんなんがあるのかどうかどうにもルール見に行ってもいルール書いてないしなもんで
とりあえず他の方に習ってsageてますが
以下略
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◆mSvgS5v5Fc
[sage]
2012/10/26(金) 13:20:20.13 ID:1zbwy8EC0
放課後
男「今日はこのまま家まで一直線ですか?」
女「そうよ」
以下略
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◆mSvgS5v5Fc
[sage]
2012/10/26(金) 13:22:45.21 ID:1zbwy8EC0
男「女さんはどうして一人でいることが好きなの?」
女「昔友達に裏切られて、とかそんなありきたりな事情はないわよ。普通に一人が好きなだけ。煩わしいのよ、人といることが」
男「へえ、女さんは優しいんだね」
以下略
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◆mSvgS5v5Fc
[sage]
2012/10/26(金) 13:24:59.84 ID:1zbwy8EC0
翌日
男「ねえねえ女さん。なんの本を読んでるの?」
女「小説よ」
以下略
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◆mSvgS5v5Fc
[sage]
2012/10/26(金) 13:29:35.56 ID:1zbwy8EC0
男「あはは、バレちゃった」
女「貴方は…………なにを読むの?」
男「え・・・質問してくれたの?女さんが僕に?やった!」
以下略
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◆mSvgS5v5Fc
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2012/10/26(金) 13:32:16.81 ID:1zbwy8EC0
男「うーん・・・」
女「映画、映画ねえ。映画より小説の方が好きだけれど、映画ねえ」
男「あ」ピコーン
以下略
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◆mSvgS5v5Fc
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2012/10/26(金) 13:35:01.77 ID:1zbwy8EC0
日曜日
男「こんにちわ、女さん。今日も綺麗だね」
女「貴方、実はイタリアで育ったんじゃないの?」
以下略
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◆mSvgS5v5Fc
[sage]
2012/10/26(金) 13:35:31.19 ID:1zbwy8EC0
スクリーン「どどん!どどどどん!どどどどん!ぱ〜〜〜」ドヤァ
女「……」キラキラ
男「(やっぱり。友達がいないから映画館に来る機会がなかったんだ。一人で映画館は難易度高いよねえ)」
以下略
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◆mSvgS5v5Fc
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2012/10/26(金) 13:40:07.47 ID:1zbwy8EC0
女「まあまあだったわね」
男「そうだね。ありきたりなアクション物だったね」
女「そうね」ショボン
以下略
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◆mSvgS5v5Fc
[sage]
2012/10/26(金) 13:46:34.42 ID:1zbwy8EC0
男「ねえ、女さん」モグモグ
女「うん?」チュー
男「ちょっとこれは問題があるような気がしてきたよ」
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◆mSvgS5v5Fc
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2012/10/26(金) 13:54:35.40 ID:1zbwy8EC0
女「普通、そんなことを言われたら嫌いになるでしょう?彼にしろ、貴方にしろ。私、貴方にきつい言葉も投げかけてるつもりよ?」
男「そうかな?まあ、女さんの魅力を考えれば、簡単に諦められないという気持ちは理解できるけどね」
女「私のどこに魅力があるのよ。少なくとも、貴方たちは私の外見に釣られて告白してきたんでしょう?」
以下略
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◆mSvgS5v5Fc
[sage]
2012/10/26(金) 13:55:03.99 ID:1zbwy8EC0
男「だけど、少し話しただけでも相手がどんな性格なのかって、想像できるでしょ?」
女「想像を相手に押し付けるのは私の意思に反するわ」
男「それは難しいと思うよ。誰だって、その人に対しての自分しか見せないんだから」
以下略
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◆mSvgS5v5Fc
[sage]
2012/10/26(金) 13:58:59.59 ID:1zbwy8EC0
翌日の放課後
男「ごめん、女さん。今日は委員会の用事があって、どうしても帰るの遅くなってしまうんだ。本当にごめん」
女「……貴方が勝手に護ると言い出して、勝手に付いてまわっているだけなんだから、謝る必要はないと思うのだけれど」
以下略
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◆mSvgS5v5Fc
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2012/10/26(金) 14:04:37.41 ID:1zbwy8EC0
〜〜〜〜〜
女「……」
女「……」
以下略
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