過去ログ - キモオタ「『男「付き合ってください!」女「突き合うなんて無理よ!」』……っと」
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15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/10/26(金) 21:21:42.31 ID:xD/j+bvIO
キモオタ「(寒いな……もう冬はすぐそこか)」

「んでさー」「……へえ」「まじでー?」「ウケるー」

キモオタ「(やっぱり学生がいる……ちくしょう……道に横一列に並ぶなよ……ダムかお前らは……)」

「……でですねー」「あーはいはい、わかりますわ」「あれがですねー」「へえー」

キモオタ「(サラリーマンも……なんだこいつら……くだらない会話ばかりしてやがる)」

キモオタ「(こんなことしてるのがちゃんとした大人……?なんだよ……なら俺はもう立派な大人だっつの)」

キモオタ「(いっつもくだんないことばっかしててさあ……自分でも自覚ぐらいあるっつの)」

キモオタ「(この歳になるまで……)」

キモオタ「(自分が……)」

キモオタ「いや……こんなこと言い出したらキリがない……」

キモオタ「(とにかくアイデアを……)」

キモオタ「アイデア……」

キモオタ「(もうすぐつくな……)」

緩やかな川の流れが静かな風と一緒に漂ってきた。
俺は土手に作られた土で汚れた階段を登りながら、くしゅんとひとつくしゃみをした。
そのくしゃみが一番寒い、最後の季節の到来を告げていた。

キモオタ「(……なんて地の文を入れるのもいいかもな。それも恥ずかしいポエムみたいなやつ)」ゼェゼェ

キモオタ「(それともあえて狙った感じを出した厨二SSなんてのもいいな)」ゼェゼェ

キモオタ「(それとも……途中で話を破綻させてしまうか……ぐう……きっつい……)」ゼェゼェゼェゼェ

キモオタ「……到着っ……ゼェ……ゼェ……運動……不足……ゼェ……」ハアハアゼェゼェ

キモオタ「こん……なに……から……だ……なまって……るとは……」ハアハアゼェゼェハアハアゼェハアハア

キモオタ「っふぅー……」ゴロリ

キモオタ「(俺は冷たい地面にしがみつく草たちの上へと遠慮なく寝転がった。草のベッドは耳元でガサゴソと抗議の音を立てながら、それでも俺を優しく受け止めてくれた……)」

キモオタ「なんてな……。……!」

キモオタ「……キレーな夕日や……」

キモオタ「……こんなんほんと久しぶりに見たわー」

キモオタ「あー……超気持ちいいーーーーー!!!!」

キモオタ「アハハハハハハ!叫ぶのちょーーーーーー気持ちいいーーー!!!!」

キモオタ「アハハハハハハ!アハハハハハハ!アハアハアハ……アハ……」

キモオタ「……ねみー……」

キモオタ「……ちょっと一眠りだ……」

キモオタ「……」スースー


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