過去ログ - 美希「ホンキのミキを見せてあげる!! 」
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21:1 ◆I2jlM7s7F6[saga sage]
2012/10/26(金) 21:44:45.65 ID:EzlW5vRR0


***


 ♪I READY I'M READY!! 歌を歌おう♪

 ♪ひとつひとつ笑顔と涙が 夢になるエンターテイメント♪


 貴音と響…じゃなくてタカコとキョウコを紹介した後、まずはやよいにパフォーマンスを見せてもらうことに
したの。今、ミキ達の前ではラジカセの曲をBGMにしてやよいが踊っている。やっぱりちゃんと事務所に
入ってレッスン受けてる子はカタチが出来てるというか、しっかりしてるんだね。ミキも勉強になるの。

「はぁ、はぁ……、どうでしょうかぁ?」

「スゴいのやよい!! カッコよかったし、とってもカワイかったよ!! 」

 パフォーマンスの終わったやよいに、ミキはタオルとお水を渡した。ミキもガンバらないと!!

「ふむ……、これは……」

「う〜ん、どうしたらいいかな……」

 でもミキ達の後ろでは、貴音と響が難しいカオをして悩んでいた。何?何かダメだったの?

「いえ、その逆です。やや鍛錬が不足している面は感じられますが、おさえるべき所はしっかりおさえていると
 いいますか……」

「わかりやすく言えば、じぶ、私達が教える事は特にないし、逆に教えたらダメな気がするんだ」

 ふたりのハナシでは、やよいはしっかりきっちり事務所からレッスンを受けているみたいで、時間はかかる
かもしれないけど、今のままでもちゃんとしたアイドルになれるらしいの。

「やよい、貴女は事務所に大切にされているようですね。満足に稽古が受けられなくて悩んでいるそうですが、
 貴女の事務所が貴女を見捨てることはないでしょう」

「良い事務所に入ったんだね。デビューまでちょっと時間はかかるかもしれないけど、しっかり続ければ
 きっと立派なアイドルになれるぞ!!…なれるよ!! 」

「は、はい!事務所のみんなもやさしくしてくれるし、プロデューサーも社長さんも私に合わせてスケジュール
 を組んでくれるし、とって感謝してます!」

 やよいは嬉しそうなカオをした。ミキもそれは思った。やよいのパフォーマンスを見て、ミキちょっと感動
しちゃったもん。

「でも、だからこそ私も事務所の一員としてみんなの役に立ちたいんです。大事にされているままじゃなくて、
 私もみんなをサポートできるようになりたいんです!」

 やよいはミキ達の目を見てはっきりと言った。貴音も響も今のままで問題ないって言ってるのに、やよいは
イヤみたい。大家族のおねえちゃんだからかな。やよいは事務所でもしっかりおねえちゃんしたいみたいなの。




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