過去ログ - 先輩「自殺なんて愚かなことはやめるんだ!」後輩「!?」
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◆mSvgS5v5Fc
[sage saga]
2012/10/28(日) 23:09:23.36 ID:/9AD7dRq0
先輩「な、悩みがあるなら聞くぞ!先輩の胸に飛び込んでこい!」
後輩「意外にあるというだけで、ない胸張られても飛び込めません。さあ、走りましょう」
先輩「後輩くん、いま物凄く失礼なことを言わなかったか?」
以下略
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◆mSvgS5v5Fc
[sage saga]
2012/10/28(日) 23:09:49.60 ID:/9AD7dRq0
後輩「今日はこの位にしておきましょう。明日に備えて体調を整えてください」
先輩「うむ、満足とはいかないがこれで夜布団を濡らすことはないぞ!」
後輩「先輩にとって走れないということが悲しいことであるというのは解りますが、それではただのおねしょです。濡らすのは枕だけにしておきましょう」
以下略
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◆mSvgS5v5Fc
[sage saga]
2012/10/28(日) 23:10:51.13 ID:/9AD7dRq0
先輩「はっはっは!そうだ後輩くん」
後輩「はいなんでしょう」
先輩「大会が終わったら、聞いてほしい話があるのだ!構わないか?」
以下略
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◆mSvgS5v5Fc
[sage saga]
2012/10/28(日) 23:11:29.61 ID:/9AD7dRq0
大会当日
顧問「ちっ、来たのか」
後輩「仮にも教師が生徒に舌打ちしないでください」
以下略
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◆mSvgS5v5Fc
[sage saga]
2012/10/28(日) 23:12:30.64 ID:/9AD7dRq0
先輩「後輩くん!来てくれたのだな!」
後輩「ええ、約束しましたから」
先輩「そうか、そうか!うむ、元気百倍だな!」
以下略
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◆mSvgS5v5Fc
[saga]
2012/10/28(日) 23:13:00.08 ID:/9AD7dRq0
結局、先輩は一馬身どころか十馬身以上の差をつけて優勝した。終盤の初期までは他校の生徒がなんとか食らいついていたが、スタミナが切れたのかずるずると下がっていった。
駅伝すら良く知らない僕は顧問パパの言葉だけで先輩は天才だと聞いていたわけだけど、こうして大会に出場してみれば一目瞭然だった。
圧倒的に性能が違っていて、天才は凡人をその他にカテゴライズしてしまう。
ゴールラインに到達したその後も、筋肉を硬直させないために先輩は走る。
以下略
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◆mSvgS5v5Fc
[sage saga]
2012/10/28(日) 23:13:39.22 ID:/9AD7dRq0
十分後
先輩「後輩くん!やっと顔を見れたぞ!全く、あの台風のような勢いにはいつも呑まれてしまう」
後輩「先輩、お疲れ様です。優勝おめでとうございます」
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◆mSvgS5v5Fc
[sage saga]
2012/10/28(日) 23:14:17.68 ID:/9AD7dRq0
先輩「……」
後輩「先輩が黙り込むなんて、天変地異の前触れですかね」
先輩「茶化すでない!緊張してるんだよ、後輩くん。こんな緊張味わったことないぞ」
以下略
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◆mSvgS5v5Fc
[sage saga]
2012/10/28(日) 23:14:45.81 ID:/9AD7dRq0
先輩「そ、そういう意味ではないぞ!それとこれとは別物のようでな」
後輩「いいえ、それは同じことですよ。先輩がどう思おうが、その感情は先輩が負かした人達を蔑ろにしているんです」
先輩「そんなつもりではなかった、のだ。怒らないで、くれ、後輩くん……」ウルウル
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◆mSvgS5v5Fc
[sage saga]
2012/10/28(日) 23:15:23.67 ID:/9AD7dRq0
後輩「なに言ってんだよ僕は」
後輩「先輩はなにも悪いことなんてしてないじゃないか」
後輩「なに苛立ってんだよ」
以下略
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