過去ログ - 宮永照はとある政治家の秘書になるようです 〜ムダヅモ無き闘い side‐S 〜
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36: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2012/10/29(月) 20:35:58.94 ID:sV4erBqHo

 何なんだコイツら。

 大事になる前に止めなければ。

「親父!」

「どうした、うるさいな」

「いきなり何言ってんだ。年考えろよ」

「俺は独身だから何ら問題ない」

「こっちは大問題だよ! 自分より年下の母とか複雑すぎるだろ」

「お前も、もう大人なんだから関係ないだろう」

 ダメだこの男。

 親父の説得に見切りをつけた僕は照に話を振る。

「宮永さんもいいのか? ウチの親父はもう六十越えてんだよ」

「別に私は小泉さんの女になるつもりはない」

「でも」

「私が勝てばいいだけだ」

 そう言うと、照は自分の右手をわずかに回転させる。

 闘牌気?

 彼女の右手にあふれた闘牌気がわずかに渦上の雲を形作る。

「ところで宮永。お前が勝ったら、何が欲しい」

「……そうだな。私が勝ったら、これをいただこう」

 そう言うと、照は床を指さす。


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