過去ログ - 女「金と顔……それがあれば良い」
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16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[saga]
2012/11/07(水) 01:49:17.75 ID:2fjhPltgo
キーンコーンカーンコーン

女(そして学校が終われば、私はすぐに帰路につく)

女(学校に残っていてもメリットが無いからだ)

女(……と言っても。帰るのが少し遅くなってしまった)

女(今は16時ぐらいか……けれども、空はとても良い天気……日差しが暑い)

女(地面がアスファルトな分、更に暑い)

女(そして。道の途中には裏山)

女(近道にもなる裏山を通って帰るか)

女(蝉の声がうるさい、葉に反射する日差しがうっとうしい……立派な夏だ)

女(裏山は、日陰が多い分楽なのかも知れない)

女「……」

女(ーー?)

女(人が居る……山の中の整備された道からわざわざ外れた所に)

女(綺麗な白髪のまっすぐな長髪に、美しい顔。羨みはしないが、一般人なら羨望の対象の女性だろう、胸は私と同じぐらい……だが。背がかなり低いな)

女(そして……うちの制服)

女(……が。変人は無視するのが一番。そのまま帰ろう)スタスタ

??「無視は酷いな」ガシッ

女(うわっ)

白髪「見た所君はうちの生徒の様だが……一人か?」

女「はっ……はい」

白髪「なんて……な」

女「?」

白髪「君は有名だ。うちの学校では名を知らない者は居ないだろう。そう……高嶺の花として」

白髪「とても美しい君に、男子も女子も憧れを抱いているよ」

女(まあ知ってる)


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