過去ログ - 【咲】京太郎「いざ、白糸台高校へ」PART31【安価】 -SS速報VIP

過去ログ - 【咲】京太郎「いざ、白糸台高校へ」PART31【安価】

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902: ◆c.38a0Ec1E[saga]
2012/11/01(木) 22:35:20.30 ID:8TaOzeW0o
MRUCは地味に論外。加藤抑えるならまだしもあれはいかんでしょ。

そうだな。

ちょっと、第一を覗いてみようか。

特に何か用があるわけではないけれど。

モブ愛「来ましたね畜生」

京太郎「いきなりですねぇ」

ドアを僅かに開けて中を覗いている先輩に出くわした。

京太郎「何してるんですか？」

モブ愛「見て分かりませんか？」

分からないから聞いている。

モブ愛「宮永先輩を見ているに決まっているでしょう」

京太郎「ああ、はい」

分かりきった事を聞いてしまった。

しかも藪蛇だ。

モブ愛「格好良いですねぇ……それに良い匂いがします」

京太郎「分かるんですか!?」

モブ愛「宮永先輩の匂いなら、百メートル先でも分かります」

京太郎「えっ、なにそれは」

もはやストーカーではなかろうか。

モブ愛「私の辞書では、ストーカーは恋する乙女と読みます」

京太郎「そのネタも通じないんじゃないかな、もう……」

京太郎「ところで、こんな隙間から覗いて、なんでこそこそしてるんです？」

いつもみたいに堂々と求愛すれば良いものを。

モブ愛「それはだって、私第二ですから」

京太郎「そこは普通なんですね」

今一感性が分からん。

モブ愛「私としましては、別段今すぐこの軟弱な扉をぶち壊して宮永先輩の靴に頬ずりするのは吝かではないんですけど」

京太郎「ぶち破る必要はないんじゃないですかねぇ……」

モブ愛「ただ、いかんせん弘世先輩と言う屈強で忌々しいボディーガードがいますから」

京太郎「忌々しいってまた随分だな」

モブ愛「宮永先輩以外の人類は私にとっては皆そんなもんですよ」

京太郎「ほげっ……」

本当にそう思っているから性質が悪い。

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