過去ログ - 【咲:安価】京太郎「……家が無い」ゆみ「その14だな」【鶴賀】
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◆tXdh2WZ0lM
[saga]
2012/11/06(火) 21:27:11.83 ID:dRsTjM110
〜京ちゃんモモのほのぼの〜
京太郎「……っし、終った」
京太郎「ったく……授業長引かせんなっての」
ただでさえモモと別のクラスになってしまったのだ。
少ない昼休みの時間を伸びた授業に費やしたくない。
……っと、中庭だったな、モモが待っているのは。
京太郎「……よし」
さっと、教科書を片付け、何も持たずに俺はモモがいるはずの場所へと向かう。
周りの目がちょっとだけ冷ややかなものにも感じた……きっとそれは、俺に対する嫉妬心。
は、何を言っているんだか。
彼女を見なかったのはお前らじゃないか。
京太郎「はっ……はっ……」
た、た、とかけて中庭へと向かう。
……ああ、いた。
ベンチに座って二つ分の弁当を抱えてそわそわとしているあれはモモだ。
京太郎「……」
京太郎「!」
ちょっとした悪戯心が芽生えた。
彼女に見つからないように、茂みに隠れる。
……きっと窓の外から見たら俺は変質者なんだろうな。
しかしそれだって構わない。
この世界には俺と彼女の二人きりだから、なんてな。
京太郎「……」
がさがさ、と音がなってしまう。
まあ仕方がないだろう、とゆっくり、ゆっくりベンチの後ろまで近づく。
……よし、ついた。
桃子「……むぅ」
桃子「遅いっすね……京ちゃん」
はっはっは、どうやら後ろにいるのは気がついていないようだな。
そろぉり、そろぉり。
すー、と腕を伸ばして。
京太郎「……よ!」
桃子「わっ!?」
そのまま桃子に抱きついた。
彼女はピク、と肩を震わせ、そろりそろりと後ろを向く。
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